Zero Day

ある日突然舞い込んで来た無人島移住パッケージの案内。

数ヶ月前に申し込んだ無人島移住パッケージの手続きが終わり、手ぶらで飛行機に乗り込んだ。

無人島に到着。ガイド役のたぬきが先導し、島の南部にある広場に集まれとのこと。

たぬき開発の取締役が挨拶した後、手下からテントが支給される。せっかくなので波の音が聞こえる海岸にテントを張ることにした。晴れた日には釣りをして過ごそうか。

は?

浮世の義理も昔の縁も三途の川に捨て、着の身着のまま乗り込んだ飛行機がたどり着いた先は、巨額の借金と労働が待つ蟹工船。

しかし、飴と鞭をうまく使い分けるのがサイコパスカリスマ経営者というもの。今夜はキャンパファイヤーを囲んで楽しく過ごせと。

島の名前を決めることになったのでジビエ島と名付ける。

満場一致で島の名前は「ジビエ」に決まった。

ジビエ(仏: gibier)とは、狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣を指し、フランス語である。英語圏ではゲーム(game)と呼ばれる。畜産との対比として使われることが多い。狩猟肉。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

どうぶつたちが集まる島である。ジビエ料理のように多様性を楽しむ島になるよう願いを込めた命名に、ネイティブたちは感銘を受けたようだ。

ところで、私の名前はモンジである。これは「ももんじ屋」が由来である。

ももんじ屋(ももんじや)またはももんじい屋とは、江戸時代の江戸近郊農村において、農民が鉄砲などで捕獲した農害獣の猪や鹿を利根川を利用して江戸へ運び、その他、犬や狼に狐、猿、鶏、牛、馬などの肉を食べさせたり、売っていた店のこと。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

深い意味はない。

キャンプファイヤーを楽しみ、夜はふけていった。明日からこの無人島でどんな生活が始まるのだろうか…。

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