キングコング:髑髏島の巨神

品川のIMAXで「キングコング:髑髏島の巨神」を観てきましたが、IMAXで観て本当に良かった。普通のスクリーンと音響で観たら満足度低かったかも…。IMAXサイコー!!

全体的に、男の子だったら楽しめるけど、女子ウケは無いだろうなって感じの作品でした。造形に対して、演出やストーリーのリアリティはそこまで感じられなかったので、特撮にリアルを求める人は絶対に楽しめないと思います。もちろんデート映画にも向きません。怪獣映画が好きな親子や、夏休みには必ずそういう映画を見て育った年代の方には外せない作品だと思います。ゲームの「モンスターハンター」や「メタルギアソリッド」が好きな人も面白いと思うかも。

登場人物の死に様もなかなかハード。食われる、潰される、刺される…と、直接的な感じ何だけど、なんだろう…。「シャークネード」や「最終絶叫計画」的なB級感が否めないのはどうして…?

前半は次から次へと怪獣たちが登場するパニック映画。キングコングをはじめ、トカゲにタコに蜘蛛にバッタにと、次から次へと登場します。怪獣が観たくてしょうがない、怪獣を出したくてしょうがないという気持ちがビンビンに伝わってくる!

しかし、いきなりキングコング対軍隊が始まるので、その後の怪獣シーンにあまり緊張感を感じないのは残念。そしてそのキングコング戦も、最初に大木が飛んでくるシーンは「来たぁ!!」とワクワクしたものの、その後は、バッタバッタとハエたたきで墜落していく軍のヘリを見て、「ヘリでそこまで接近するの?」とか「さっき叩き落されたの、あんたは見てなかったのか?」と感じずにはいられない…。そして、それを見て「部下の敵をとる」とか言っちゃう隊長に、思わず「お前のせいだろ」とツッコミを入れたくなる(まあ、それが後半に影響するんだけどね、もう少しどうにかできなかったのかな?)。

その後島のあちこちに不時着し、パーティが分断。それぞれに訪れる怪獣ラッシュ。そんなシーンの連続の中、一番ドキっとしたのは、怪獣ではなく、原住民とのファーストコンタクトのシーンでした。そこから映画の雰囲気はガラッと変わって、パニック感は控えめ、アドベンチャー要素が強くなり、ここでようやくキングコング戦に引きづられていた緊張感から気持ちを切替えられるように。

個人的にはこの後半のパートがスゴイ好き。冒頭のシーンやキングコングの由来などが語られるのも良いし、造形も楽しめた。バッファローを助けるシーンや夜にキングコングと対峙するシーンはとても美しくて。

また、この辺りからライバルモンスターのスカルクローラーが登場し、それまでの怪獣が醸していた緩さを一掃してくれるんだよね。キングコングの家族が眠ると思われる場所で、人間とスカルクローラーが戦うシーンは、前半のキングコング戦よりも緊張感があって面白かった!!

さて、エンディングの最後で、続編にあたる「キングコング対ゴジラ(みたいなタイトルになると思います)」がほのめかされているので、こちらも期待しています。しかし、あんな嵐の中から、キングコングがどの様にコジラの元を訪れるのか、その展開に関しては、このストーリーや演出から、一抹の不安は隠せません。2020年公開予定ということですが、どんな作品になるのでしょうね?