「ソーシャルゲーム業界」という括りでゲームを語るのってどうなんだろ

日本の「ソーシャルゲーム」という括りの幅が大きすぎて、その括りで分析を行うとデータマイニング芸が映えるなー、なんて思っています。

newspicks.com

この記事内で提示される500億の壁」は狭い状況で作られた幻影で、「ソーシャルゲーム業界」(?)という世界が狭いだけじゃないですか。
そもそもこの記事、「プラットフォーマーとコンテンツメーカーが混在」「タイトルで見るべきケースと企業全体で見るべきケースが混在」してて、雑だし。

「ソーシャルゲーム」とは

ソーシャルゲーム – Wikipedia

ソーシャルゲームは、下記の2点を満たしていると定義していますね。

  1. SNS上で遊べる
  2. SNSアカウントとブラウザで遊べる

「ソーシャルゲーム」について何か議論をするとき、その効果範囲を最初に定義しないと、「じゃあクラッシュオブクランはソーシャルゲームなの?」「キャンディクラッシュはソーシャルゲームだよね?」みたいなよくわからない議論が展開されることが、実際にたくさんあります*1

極端な話、「バンダイナムコエンターテイメントは?」「スクウェア・エニックスは?」なところまで発展してもおかしくないでしょう。

SNSが縮小しているから売り上げに限界がある

ソーシャルゲーム業界は飽和しているかどうかについて意見を求めるコメントがNewsPicksでついていました。

ミクシィが絶好調ではあるのだが、グリーやガンホーも500億直前のところまで絶好調で伸びて、その後に線がポキっと折れたこともあり、どうなるか。全体としては、市場が飽和しているのか、それとも例えばDeNAの任天堂IP活用など含めて再成長するのか。(一部抜粋)

Kato Jun
ユーザベース チーフアナリスト

「SNS上で遊べる」という条件を考えると、スマートフォンにおけるSNSの利用時間が縮小していることから、ソーシャルゲームは飽和というより、そもそも市場が小さくなっているだけでしょ。

プラットフォームに依存した流通形態なんだから、。

スマートフォンゲーム業界として考えるとどうか

SPEEDA総研の記事は、スマートフォンゲーム業界で考えるべきでしょうね。

既存企業が良くも悪くもファットなので、そこから壁を超える企業が出てくる可能性は低く、全く新しい企業がこの壁をサッとこえて既存企業が焦る、みたいな展開を(勝手に)予測しています。

Nintendoの参戦で状況が変わる感じもありますね。

ゲーム業界全体で考えるべきなんじゃないの?

Nintendoやバンダイナムコエンターテイメントなどがプレイヤーとして参加し、海外企業もどんどん割り込んでくる業界なのに、なんでGREEとかDeNAとかの話ばかりしているのだろう???

みたいな。

*1:クラクラはソーシャルゲームじゃないけど、キャンディクラッシュはソーシャルゲームです

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