帝一の國

2017/04/11、国際フォーラムAで行われた、映画「帝一の國」完成披露試写会に行ってきました。いきなり出演者らによる和太鼓の演奏が有りましたよ!

菅田将暉&野村周平ら「帝一の國」キャストの太鼓演舞にファン4000人熱狂! : 映画ニュース – 映画.com

美少年たちが、ふんどし姿で、和太鼓!!

最近の試写会ってスゴイですね。

特撮俳優が好きなので、シリーズ終了後も役者さんを応援しており、出演する舞台や映画はよく観るのですが、今作品では、歴代のレジェンドライダー2人とレッド役3人が揃っており、かなり眼福ものでした。また、原作者の古屋兎丸さん作品「ライチ☆光クラブ」映画版から間宮祥太朗さんと野村周平さんがジョインなさっていて、「そんなことって実現するんですか?」というまさかのキャスティング。完璧です。

こうなると、順番から考えて、次は吉田鋼太郎さんが仮面ライダーになりそうですね。とても楽しみです。

この映画の見所の一つは、若い俳優たちがどの様に演技と対峙していくのかを覗けるところだと思います。各俳優ごとに、持ち味を活かしている部分と演じるキャラクターの性格が共存しており、新鮮な驚きに満ちあふれていました。俺みたいな俳優好きにはタマラナイ作りになっていたということです。

菅田さんは「海月姫」や「あけがらす」で主演をなさっているのを拝見し、個性的だけど親しみが持てる役者さんだと思っています。本作品でも活き活きと赤場帝一役を演じていて、「あー、この役演じるの楽しそうだなー」って感じました。生徒会長になることに命をかけていて融通が利かず、独断的な性格のキャラクターは、他の人がやったら、イヤミな部分が鼻についてしまうんじゃないかって思うのですが、菅田さんの魅力で、好感が持てるキャラクターになっていたんじゃないかな。

間宮さんと野村さんは「ライチ☆光クラブ」にも出演なさっておりますが、「帝一の國」では、ライチとは正反対のキャラクターを演じていらっしゃり、これもまた新鮮でした。間宮さんにいたっては、つい最近まで、「お前はまだグンマを知らない」というドラマでスクールカースト底辺の役を演じていたので、氷室ローランドという頂点キャラを演じている姿に、「この人、役の幅がすごい!!」とビックリ!

ストーリーもテンポ良く進んでいくので、本編にはとても満足です。しかし、エンディングで流れるダンス、ヒロイン1人で踊っているから、なんか浮いてる気がするんだよね。テレビでアナと雪の女王をやった時みたいに、出演者みんなでやってくれれば良かったのにーと、残念に感じました。可愛かったけど。

まあ、でもあれ、映画が公開された後に、ダンスレクチャービデオとかがYouTubeにアップされるんじゃないかなみんなで踊ると楽しいと思うし。

試写会では、来場者に対してもフォトセッションタイムが30秒ほど設けられました。カメラ持っていけばよかった!!よく「この写真はiPhoneで撮影しました」とかCM流れるけど、アレ絶対ウソ。「iPhoneを使ってプロが撮影しました」が本当だと、こういう時に思うんだよねw

でもさ、最近は、観客に対してもフォトセッションが設けられることが多くなっているように感じますね。ミュージカルでも、カーテンコールは写真OKのものが増えていますし。海外のライブでは写真とSNSへの投稿を許可している場合もあるようなので、日本でもますます増えていくのではないか、と。

また、ロビーや劇場内で自撮りをする女性が多いことにも気が付きました。これは、ミュージカルや演劇の会場ではあまり見られない光景じゃないかな。将来は彼女たちが劇場のメインゲストになると思うので、フォトブースの設置や、ポスターの配置などを用意する劇場作品が増えていくのかもしれないなーと思いました。

ラ・ラ・ランド

試写会で観たという友人が「ミュージカル映画シュール」と言っていたのを聞くやいなや、「ミュージカルに何を求めてるの?」という説教をする程度に悪いミュージカルオタクな俺が「絶対観たい」と日頃から強く念じていた「ラ・ラ・ランド」ですが、もちろん公開直後に観に行きましたよ。この映画はラストシーンがとても良かったのですが、そろそろ、その部分も含めた感想を書いても大丈夫ですよね?

クラシックな恋愛ミュージカル映画に現代的な配色を加えた本作ですが、その向こう側にはオールドファンを満足させながら、ニューカマーを歓迎するという野心が見え隠れしているようです。アカデミー賞を総なめにした理由もその辺にあるんじゃないかな。一部の有識者たちが「老人たちを満足させたから」みたいな事を言っているみたいですが、それよりも、ミュージカル映画の可能性を再発掘したことや、マーケットを広げたことが、映画界において大きな価値を示したというように感じます。その効果は日本でもあったようで、本作品は春休みの映画興行を牽引しているようです。

『ラ・ラ・ランド』37億円超え異例のヒット 春休み映画興行30億円超え4作 | ORICON NEWS

批評を見ていると、多くの方が「ストーリーが無い」というのですが、「オペラ座の怪人」や「キャバレー」ほどメッセージ性はないものの、「夢を叶える人と夢を見つける人の対比」や「成功と後悔」など、人生における様々なターニングポイントを脚本にのせていますし、ストーリーを追いかけながら音楽も楽しもうとすると、このくらいの情報量じゃないと途中で飽きていたと思います。「雨に唄えば」くらいの軽さのミュージカル映画が好きなので、とても丁度よいと感じました。

ミュージカルっていうのは半分くらいファンタジックな場面で構成されるのですが、映画館でスクリーンに乗っちゃうとか、天文台で空を飛んじゃうとか、そういうシーンの一つ一つがとても素敵にクリエイトされてて大満足です。

こういうのが好きかどうかがミュージカルオタクかどうかの分かれ目かもしれませんね。ミュージカル俳優の山崎育三郎さんがテレビで、「美女と野獣みたいに突然みんなが歌いだしたりしないかなって思う時がある」という話をしていたのですが、そういう「ありえない」「おこりえない」場面を実際に映像に起こすのを面白いと思うか、難しいと思うかがこのミュージカルが受け入れられるかどうかの分岐点だと思います。

ミュージカルシーンが鮮やかに描かれている一方で、エピソードが展開するシーンからは、どんどん色が失われていくので、ミュージカルシーンが印象に残るのかもしれませんね。特に秋から冬にかけては、ほとんどの色彩が失われていたのですが、それはラストシーンの驚きに結びつく演出だったのかもしれません。

そのラストシーンですが、とても濃厚なリプライズの時間になっていて、その演出がとても懐かしさを感じさせる一方で、大胆で現代的なアレンジになっているので、驚きと感動がスクリーンから押し寄せてくるかのようでした。ミュージカルのリプライズは、その歌が最初に歌われた時から状況が変化したときや、同じシーンを別な人から見たときに流れるのですが、このリプライズシーンは、その役割を演出に用いたのでしょう。

この物語は、主演カップルが、夢をかなえる人と夢を見つける人に分かれ、対比する形で展開するのですが、ラストシーンは、それぞれの役割を入れ替えたらどうなっていたかを表していて、最終的に「後悔と未練」が連続して訪れるんですよね。見ている間は涙が止まりません。「もう一曲聴いていく?」と質問されるも、「もう結構」と立ち去るのは、カーテンコールを見なければ夢はずっと続くという、とてもミュージカルらしい悲しく、残酷で、希望に満ち溢れた選択だと思うんですよ。

「ミス・サイゴン」では「映画は夢」と歌いますし、「アメリカンドリーム」は煙のように消えちゃいます。「Wiked」では「思っていたものとは違うけれど、これはこれで幸せ」と歌いますし、「コーラスライン」では「夢を見るチャンスをちょうだい」と訴えます。「ラ・ラ・ランド」は、「でも夢ってまた見つかるでしょ?」という希望的に捉えています。もしかしたら、このお話は、悲劇でも失恋でもなく、現代的なラブストーリーのハッピーエンドなのかもしれません。

 

 

キングコング:髑髏島の巨神

品川のIMAXで「キングコング:髑髏島の巨神」を観てきましたが、IMAXで観て本当に良かった。普通のスクリーンと音響で観たら満足度低かったかも…。IMAXサイコー!!

全体的に、男の子だったら楽しめるけど、女子ウケは無いだろうなって感じの作品でした。造形に対して、演出やストーリーのリアリティはそこまで感じられなかったので、特撮にリアルを求める人は絶対に楽しめないと思います。もちろんデート映画にも向きません。怪獣映画が好きな親子や、夏休みには必ずそういう映画を見て育った年代の方には外せない作品だと思います。ゲームの「モンスターハンター」や「メタルギアソリッド」が好きな人も面白いと思うかも。

登場人物の死に様もなかなかハード。食われる、潰される、刺される…と、直接的な感じ何だけど、なんだろう…。「シャークネード」や「最終絶叫計画」的なB級感が否めないのはどうして…?

前半は次から次へと怪獣たちが登場するパニック映画。キングコングをはじめ、トカゲにタコに蜘蛛にバッタにと、次から次へと登場します。怪獣が観たくてしょうがない、怪獣を出したくてしょうがないという気持ちがビンビンに伝わってくる!

しかし、いきなりキングコング対軍隊が始まるので、その後の怪獣シーンにあまり緊張感を感じないのは残念。そしてそのキングコング戦も、最初に大木が飛んでくるシーンは「来たぁ!!」とワクワクしたものの、その後は、バッタバッタとハエたたきで墜落していく軍のヘリを見て、「ヘリでそこまで接近するの?」とか「さっき叩き落されたの、あんたは見てなかったのか?」と感じずにはいられない…。そして、それを見て「部下の敵をとる」とか言っちゃう隊長に、思わず「お前のせいだろ」とツッコミを入れたくなる(まあ、それが後半に影響するんだけどね、もう少しどうにかできなかったのかな?)。

その後島のあちこちに不時着し、パーティが分断。それぞれに訪れる怪獣ラッシュ。そんなシーンの連続の中、一番ドキっとしたのは、怪獣ではなく、原住民とのファーストコンタクトのシーンでした。そこから映画の雰囲気はガラッと変わって、パニック感は控えめ、アドベンチャー要素が強くなり、ここでようやくキングコング戦に引きづられていた緊張感から気持ちを切替えられるように。

個人的にはこの後半のパートがスゴイ好き。冒頭のシーンやキングコングの由来などが語られるのも良いし、造形も楽しめた。バッファローを助けるシーンや夜にキングコングと対峙するシーンはとても美しくて。

また、この辺りからライバルモンスターのスカルクローラーが登場し、それまでの怪獣が醸していた緩さを一掃してくれるんだよね。キングコングの家族が眠ると思われる場所で、人間とスカルクローラーが戦うシーンは、前半のキングコング戦よりも緊張感があって面白かった!!

さて、エンディングの最後で、続編にあたる「キングコング対ゴジラ(みたいなタイトルになると思います)」がほのめかされているので、こちらも期待しています。しかし、あんな嵐の中から、キングコングがどの様にコジラの元を訪れるのか、その展開に関しては、このストーリーや演出から、一抹の不安は隠せません。2020年公開予定ということですが、どんな作品になるのでしょうね?

ハロウィンにロッキーホラーショーでバージン卒業!

ハロウィンを満喫しようと、新宿シネマートにロッキーホラーショーを観に行きました。   
※映画のイベントです!!

 愛されて40年、ツッコミ入れ続けられて39年、ロッキーホラーショーはワイワイ騒ぎながら観るべき映画ですね!!

みんなでタイムワープを踊るの楽しい!
映画館で初めてロッキーホラーショーを観る人のことを「バージン」と呼ぶそうです(is not 童貞)。

俺も無事バージン卒業w

東京ごはん映画祭でdinner rush

今年で6年目を迎える「東京ごはん映画祭」。南青山のstopoverで「dinner rush」を観ます。


ディナーラッシュは大好きな映画の1つ。

観終わった後にデッカいミートボールを食べたくなります(何故かは映画を観て)。

ごはん映画祭で観るのは2回目です。

一番好きなのはウードとダンカンがセックスをテーマにしたエビとパスタの料理を完成させて、それを(意味を知らずに)美味い美味いと食べまくる女性料理批評家のエピソードです。


ごはん映画祭は、映画館で料理をテーマにした映画を観るパターンと、レストランやカフェで映画と食事を楽しむパターンの2種類の形式があるようです。

今回参加したのは後者の形式。

面白い映画と美味しい食事が両方堪能できて、本当、東京ごはん映画祭って良いイベントですよね。

また参加したいです!

ジャージー・ボーイズを観てきたよ


映画『ジャージー・ボーイズ』オフィシャルサイト

観てきました。

これは映画館で観るべきだなって思う

ミュージカル映画だからね

音が大事だと思う

 

「君の瞳に恋してる」を聴きながら

始めて切なさで泣いてしまったのですが

この曲が生まれる背景に

そんなことがあったなんて…って

知らない人は

そのシーンを観るだけでも価値があるんじゃないかな?

そんな風に感じた映画でした!

Can't Take My Eyes Off You

Can’t Take My Eyes Off You

  • John Lloyd Young
  • Rock
  • ¥250

今後、この曲を聴いたら泣く…

 

人生って難しくて

何でもかんでも手に入るわけじゃないんだよね

仕事と家庭とか

多分、誰でも思いあたることがあるんじゃないかな?

 

フォーシーズンズとして成功した彼らにも

例外なく同じことが起こっていて

人生のトレードオフって難しいんだな…

なんて考えてしまった


映画『ジャージー・ボーイズ』予告編(ロングバージョン)【HD】 2014年9月27日公開 – YouTube

 

似たような映画にドリーム・ガールズがあるよね

ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

 

この映画も面白いんだけど

シュープリームスが存在している時代のカルチャーや

登場人物が抱えている背景が分からないと

展開が急すぎてついていけなくなるシーンがあるんだよね

そういうシーンって

舞台で観るとすんなり頭に入ってくるんだけど

多分それって

場面転換に時間がかかっているからじゃないかなって

思うんだよね

 

ジャージー・ボーイズがこの映画と比べて良かったのは

その場面のテーマを登場人物がしっかり代弁してくれるところで

そのお陰で

その人がどんな人物なのか

次にスポットが当たる登場人物が誰なのかを

映画を見ながらリアルタイムに整理できたんじゃないかな

 

この映画は

何年か経ったあとに

もう一度、映画館で観たい作品

素晴らしい作品は

どんなに未来で見ても色褪せないからね


映画『ジャージー・ボーイズ』TVCM(君の瞳編)【HD】 2014年9月27日公開 – YouTube

渋谷で「神撃のバハムート GENESIS」流れてた


神撃のバハムート GENESIS in 渋谷 – YouTube

渋谷のでっかいビジョンで「神撃のバハムート GENESIS」が流れていたので

iPhoneで撮影してみた

 

先日試写会が行われたようで

観に行った友達から「映画みたい!!」って言われて

気になっています

※その時俺は「遙か5舞台」を見てました…><


TVアニメ「神撃のバハムート GENESIS」公式サイト

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音楽

池頼広さんなんだ…


池頼広[Ike Yoshihiro]

劇場版相棒の人…w

これは子宮の中で官房長死んじゃうね!

しかも、アニメ業界初のすっげー良いサウンド(名前忘れた)が

ご家庭にも提供されるらしい…

 

マジかー

 

放送日は下記の通り

※画像は下記URLから引用

TVアニメ「神撃のバハムート GENESIS」公式サイト

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ゴジラ映画を観てG博も満喫したよ

ちょうど映画でゴジラを見て来たので、トピックでブログ書くね。
 
映画の話をする時はネタバレを含んだ内容を書くことがあるので
ネタバレ怖い人はソットジでお願いします。
 
映画の話をする前に、ヒカリエのG博を見て来た話を。

公式サイト:G博 ゴジラ東京に現る

 
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渋谷で映画を見たら、ヒカリエでG博やってるって駅で知って
そのまま突入した訳。
ゴジラを間近で観るチャンスなんてそうそうないから
映画ではよく観察できない素材感とか形状とかを楽しみにしながら入場したら
 
さっき観て来たゴジラの出演者の衣装が。
 
サンドラ・ブロディが着ていた衣装を観たら
あのシーンが蘇って来て、涙流れそう。
 
しばらく進むと、歴代のゴジラとのご対面。
ただしほとんど顔のみ。
 
顔だけでも良いんだよね。
ゴジライケメンだし。
イケメンって、顔だけでも成り立つし。
 
上に掲載した写真は
撮影許可が出ている場所で撮影したものです。
ゴジラと東京タワーのツーショットが撮影できますので
みんなスマホでパチパチ撮影してました。
 
大満足。
 
ここから映画の話ね。

映画『GODZILLA ゴジラ』公式サイト

 

映画は3Dで観て本当に良かったと思う。

3Dで観れる人は

ゴールデンゲートブリッジを走る

スクールバスのシーンを是非是非堪能してほしい!!

このシーンは俺の一番のお気に入り。

 

そのシーンは下記の動画の

迫力のゴジラ登場シーンに繋がるんだけど

その直前のヒッチコックの映画のような演出*1

しょんべんちびりそうになるくらい緊張感が高まりますよ。

 


Godzilla (2014) – Attack at Pacific Ocean Scene [HD …

 

他にも3Dで観て本当に良かったと思えるシーン多数。

霧の奥に見えるゴジラ

ゆっくりと迫ってくる、鋭い切れ味の尻尾。

画面奥からゆっくり上ってくるムートー。

燃え盛る列車や墜落してくる戦闘機。

 

なんなの…この映画…もっと観たい!!

 

あと、俺が大好きな俳優の渡辺謙ね。

絶望の中に一縷の希望を託す渡辺謙の表情が

とにかく渋くてカッコいい。

渡辺謙が芹沢博士のオマージュを演じたことで

地震からの原子力発電所の事故や大津波のシーンなど

日本における東北の大震災に類似するシーンが

特別な意味を持つことになっているんだと思う。

それは劇中でも別なキーワードで描かれていて

ああ、この映画はとてもゴジラが好きなんだ

ゴジラだけではなくて、その成り立ち、歴史まで好きなんだって

俺は感じたよね!!

 

なので、次回作にも期待しちゃいます。

次回作ではモスラキングギドラが出てくるらしく

 

おそらく地球滅亡するでしょうね…

*1:オマージュかしら?

チョコレートドーナツで「愛とは何か」なんて考えるのは野暮

チョコレートドーナツ、である。

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1970年頃のアメリカにいるゲイカップルが、麻薬所持で逮捕された母親(とは言っても、育児放棄してるのだが)が残した子供を引き取る。

しかし、社会がゲイを許さず、ゲイに育てられたらゲイになる、などの偏見により、子供は施設に引き取られ、離れ離れになってしまう。

実際にあった出来事を元にシナリオが書かれたそうだ。

この映画の感想は、まさにこれ。

ところが、まとめサイトには「愛とは何か考える」なんて書いてある。

本当に映画観たのか?

アナと雪の女王」を観た後の方が、それについて考えさせられるのだが…

「チョコレートドーナツ」という映画がとても美しく、感動的なのは、ゲイとかダウン症とか、そういうものとは関係無く、とても普遍的な「愛」が、偏見により「それが正義である」と考えている登場人物たちによって打ち砕かれる様に、現代に生きる我々は心が痛むからではないか。

確かにゲイのパートナーシップについてや、「理解がない」社会に翻弄される彼らの危うさも描かれている。

しかし、それ以上に、「自分のことは顧みず、愛する我が子のことを優先して考える2人の主人公がどの様に困難に立ち向かい、どの様な結末に至ったのか」をしっかり見つめられる内容となっていた。

我々が好奇と偏見の目に晒され、正義や愛が奪われる時に、どの様に問題解決の行動を取るのか。

偏見の目を誰かに差し向けそうになった時に、どの様に立ち止まるのか。

この映画の登場人物は、良くも悪くも何らかの問題解決行動をとっており、その成功と失敗が、我々に最善の世界を構築するヒントを与えている。