レ・ミゼラブル2017年版

レ・ミゼラブル30周年らしく、かなり気合が入っており、全体的に泣き通しでした。

  1. 銀の燭台→泣く。
  2. フォンテーヌイジメにあう→泣く。
  3. 夢破れて→泣く。
  4. おれは2465さぁん→泣く。
  5. フォンテーヌ死ぬ→泣く。
  6. コゼットに人形渡す→泣く。
  7. 民衆の歌→泣く。
  8. one day more→泣く。
  9. on my own→泣く。
  10. 花咲かせる→泣く。
  11. ガブローシュ撃たれる→泣く。
  12. bring him home→泣く。
  13. 革命シーンのラスト→泣く。
  14. ジャベール死ぬ→泣く。
  15. すぎたーひびにー→号泣(もうたえられない)。
  16. ラストシーン→泣く。
  17. あーしーたーはぁぁぁあああ→泣きながら歌う。

大快挙!!今回の演出、全部泣けます。見終わった後ミイラになってます。

バルジャンは韓国の俳優のヤン・ジュンモさん。人間の価値観が切り替わる瞬間の演技をとても大切にしているように感じられる、丁寧な演技が印象的なバルジャンでした。歳を重ねるごとに柔和になっていくバルジャンの表情は見事。ナンバーは、Bring him homeがとても素晴らしく、これを聴いたら絶対泣きます。

マリウス役の海宝直人さんは元々好きな役者さんで、ノートルダムの鐘やライオンキングも観に行きたかったのですが、いつも違う方が演じてらして(それはそれで素晴らしいものなんだけどね)、今回久しぶりに、観たい役で海宝直人さんの演技が観られて大満足。

そんなことを考えている中、相葉裕樹さんのアンジョルラスに、「相葉くん…成長すごい…」と謎の目線で涙。シンケンジャーの頃から好きだったよ…。ABCも観たよ…。日生と帝国両方制覇したんだね…。特撮俳優が成長していくのを観るのが好きだったので、興奮してしまった…。でも、死ぬシーンより、マリウスの回想シーンで出てくるアンジョルラスの姿の方が泣けるよ。

全体的に、以前にも増して、役者が各々の役をものにしている様に感じました。子役の女の子でさえもコゼットやエポニーヌを理解して演じているようで、日本のミュージカルのレベルアップを感じずにはいられません。以前は、「日本人がミュージカル?」とか笑う人もいたのですが、これは世界に出しても良いんじゃないかって思える作品になっていましたよ。むしろ、海外から来るミュージカルにガッカリすることが増えてきたような。Kinky Bootsなんて、どう考えても日本人キャストの方がレベル高かったし。

そんなわけで、このレ・ミゼラブル、100回観ても堪えられる価値のあるものになっておりますし、もう自信持って観に行くことをオススメできます。チケットもう取れないっぽいけど!!

ライブ・スペクタクルNARUTO〜暁の調べ〜

人気アニメNARUTOの舞台版。今回はサスケとイタチの話がメインで、二幕からナルトが空気になった印象。サスケとイタチは流石に物語の核だからわかったけど、それ以外のキャラクターの説明がばっさりカットされている点は、前回にもまして意味不明すぎで、「出す必要合った?」という印象です(特にサスケの仲間要らなすぎ)。

前回は、サクラが「ナルト、サスケを連れて帰ってきて」と言う、おそらく原作では名シーンであろう場面の最中に、ナルトがひたすらブレイクダンスを踊り続けると言うトンデモ演出がツボったので、今回もそういう部分を期待しておりましたが、そういう演出は最初の場面程度で済んで、「クライマックスで興醒め」というのは起こらず、安堵。

一方で今回はミュージカル的な演出が増えた様子。宝塚OG3人と良知真次さんがメインテーマのコーラスに加わった時の歌の重みがスゴイ。更に、和太鼓と二胡の生演奏が要所要所に組み込まれ、物語を盛り上げていました。

忍術や口寄せ(巨大な生き物を召喚する技?)のシーンでは、繊細なダンスやプロジェクトマッピング、グラフィックポイを用いたグラフィックスイングが多用され、ジャパニーズファンタジーの世界観を十分に表現していたように思いました。

NARUTOがどんな物語なのかよく知らないけど、良知真次さんが演じたイタチはもう退場なのかなーって思うと、正直もったいないと思いますね。こんなに消化不良なまま退場するとは…みたいな。いや。これはもしかすると、少年マンガでありながら、小林靖子的なゴッツイ部分を持った展開なのか…分からないけど。次回作ではナルトとサスケが本格的にぶつかりそうですね。

次回は何年後だろ…楽しみなんだけど、やるのかなー?

貴族探偵 第2話

第1話が面白かった(武井咲は除く)「貴族探偵」の第2話は、中山美穂さん演じる田中が大活躍する楽しい回でした(あらすじ)。彼女は大和田伸也さんが演じるミステリー小説家・厄神春柾の大ファンだということで、随所に作家に対する愛情が垣間見れて面白かったです。

「ドラマや映画は大体原作よりつまらなくなるからな」に対する「昨年放送された逃げ恥は…」という田中の反論、すごく可愛らしかったです。

先週予想したとおり、武井咲さんの推理パートが本当にイライラ。「どうせ間違っているでしょ」と思って見てるのもあるけど、田中が作ったワイドショーのようなボードを見た直後に「アリバイが無いから犯人」という推理に「視聴者かよ」のツッコミが止まらない…。貴族様の追及もすごい上に、関係ない女性を犯人扱い、しかも共犯説と、本当に不快な推理シーンが今週も…。

もう貴族様と刑事だけで十分だから、次回から出ないで欲しい!!!!!

一方、先週「ボケがウザくて間延びしている」と感じていた生瀬勝久さん演じる鼻形刑事のボケの時間が大幅に短縮され、反省したのかなー、と思ったし、ツッコミの方が合ってると気がついたのか、今回はツッコミに徹していた印象です。特に貴族様推理パートの田中さんに対する熱い思い…世界中の誰よりも田中さんのファンじゃないか…でも立場上、愛してるって言わないだろうな…。

そんな生瀬さんのご活躍もあり、推理パートはただ泣きたくなるご褒美感満載でした。武井咲さんのゴミみたいなシーンは無かったことにできるレベル。佐藤と山本に殺される田中が本当に女優。いや、それ以上に山本が大女優…。そんな大女優山本は、来週女装にご挑戦なさるそうです。見逃せませんw

前回も感じたんだけど、推理パートが終わった後に、女性のケアを忘れない貴族様の印象がすごく良いですね。「愛ゆえに殺してしまったんですね」というシーン、富豪刑事なら「何いってんの?」ってなるところが成立してしまうあたり、月9は女性に優しいんだな…と思っていたら…

丸山智己さんのクズ男シーンきたぁ(大興奮)!!!!!

嫌われる勇気には無かったからー!!!!!!!!!

このドラマ、最高ですね。

人は見た目が100パーセント 第2話

「人は見た目が100パーセント」の第2話(あらすじ)は、ちょっと残念な感じ。思ったほど成田凌さんは出てこないし、1話の繰り返しの様な展開(むしろ1話より劣化してる)は退屈。何よりも、フェアリーゴッドマザー役だと思っていた國木田が、単なるギャグキャラに成り下がっていて、「もうキャラ崩壊?」ってのがガッカリ。

女子モドキが研究頑張る→挫折→國木田→なんかキレイになるっていう流れを期待していたんだけど、國木田まで女子モドキに流されて微妙なファッションに落ち着いたので期待はずれだった上に、室井滋さんが演じる統括マネージャーの松浦栄子が、「女子モドキに仕事を与えない」というブラックな感じを告白しちゃって…。

松浦の事を知っていて國木田は「もっと身だしなみに気を遣いなさい」って忠告していたと思うんだけど、第2話の時点でただの悪ノリキャラになるのは、この先の展開を不安にさせるなー、と。

しかも、今回は、城之内は、おしゃれから目を背け続けるだけなんですよね。ファッションも適当に選んでいるし、結局ヘアメイクもやらない、結婚式でも地味だし、その割に、結婚に対してぐらついているシーンが多く、やっぱり、そういう展開は必要だと思うんだけど、全体的にこれだと、つまらないなーって。やっぱり、1話で1つはキレイになっていくってシーンがあると良いと思うんだよね。

まあ、このタイミングで少しきれいになってしまうと、松浦の「私、あなた達のような人がオフィスで働いていることに耐えられないの」というシーンの説得力がなくなってしまうのかもしれないけど…。

そんな中、成田凌さんが演じる榊圭一が登場するシーンは丁寧に進んでいくので面白いですね。城之内が髪を触らせてくれず逃げまくってるシーンでは怒りもせず、夜に再開したらすかさず呼び止めるとか出来過ぎ。イケメン故の心の余裕、キャパの広さ、顔の良さ。うーん、全体的にズルい。「きれいな髪ですね」って言うシーン、俺がやったら警察きますね。

 

貴族探偵 第1話

「月9でミステリーやるの?」と思って見始めた「貴族探偵」ですが、思っていた以上に軽くて楽しめそうです(あらすじ)。主演も嵐の相葉雅紀さんだし、周りも生瀬勝久さん、滝藤賢一さん、松重豊さんに加え、中山美穂さんもいらっしゃるので、もはや誰が犯人を挙げてもおかしくない状況だと思ったら、調査や推理は使用人が、貴族様は推理しない(労働拒否)という斬新な展開が興味深いです。

「貴族に労働を強要するとは、時代も傲慢になったものだ」素敵です、貴族様。

第1話の感想を簡単に言うと、木南晴夏さんの無駄遣いやめろ、木南晴夏さんをレギュラーにしろ、と言うものになるのですが、最初のシーンから飄々としていて、死体を前にしても驚かない彼女のキャラクター、本当にカワイイなーと思いました。次回から出ないのがもったいない!!

主演女優の武井咲さんが演じる高徳愛香は、絵に描いたようなダメ女って感じで、冒頭から全く期待できない感じがムンムン。ポルチーニ茸のくだりからおかしな印象を受けていたのですが、全体的に不必要だなって思います。

推理に失敗する展開も、「これ、今後も毎回見させられるの?」みたいな感じがあまり気分が良くない。これは、相葉雅紀さん演じる貴族探偵の辛辣な横槍が大きく影響しているんだと思うんだけど、これは、第3話くらいで終わりにしてほしいですね(多分第2話で飽きると思う)。同じく、生瀬勝久さん演じる鼻形雷雨刑事の分かりやすいミスリード、間違った推理、時代錯誤なネタのオンパレードも間延びがヤバイ。

一方貴族推理シーンは再現VTRが作られており、こちらは毎回楽しめそう。殺害現場の近くに再現セットを作るという徹底ぶり、環境に配慮した撮影と、お金のかけようとありえなさに、「貴族!」と納得(するしかない)。富豪刑事的な大胆な捜査で事件を解決するのかな、なんて思っていましたが見事に裏切られました。また、鼻形刑事がボケからツッコミに変わるので、推理シーンのテンポが良くなるので、見ていて面白いですね。

来週は中山美穂さんがたくさん登場するとのことで、とても楽しみですね!

人は見た目が100パーセント 第1話

フジテレビの新ドラマ「人は見た目が100パーセント」。前クールの「嫌われる勇気」が終わって「フジテレビ卒業かなー」とか思っていたのですが、予告を見た時に気になり、ようやく見ることが出来ました。結論を言うと、かなり楽しめそうな感じです。

第1話「恋も美容も苦手!!女子モドキが恋をする!?」では、人類が進化する過程で「女子モドキ」になってしまったと自虐する理系女子たちが、オシャレに取り組むシーンから始まります。

八王子製紙で製紙素材の分析をしていたところ、その高い保湿効果が認められ、丸の内にオフィスを構える大手化粧品会社クレエラジャパンに買収されたことで、強制的にオシャレに目覚めさせられるという展開に、マイ・フェア・レディのようなストーリーを期待してしまいます。いや、もしかして、後半からキューティーブロンドのように何か使命に目覚めるような展開になるのかも。正直なところ、桐谷美玲さん、水川あさみさん、ブルゾンちえみさんが、オシャレを通じて人間的に成長していくようなストーリーだったら良いなって思っています。

「大量の情報を投下」「テロップ付きの解説」「他作品のリスペクトやオマージュ(メタ)」など、エンターテイメント性が高い演出が目立っているので、今後も気軽に見れそう。ファッションやメイクの情報が含まれるエピソードは、バイラル動画メディアがSNSなどに投下するようなテンポ、展開、ノリで情報が展開されるので、ストールのシーンや帽子のシーンをtwitterやFacebookで流れてきたら観ちゃうかも。

城之内純役の桐谷美玲さんは、リケジョ役とは言え、たいへんお美しいかなって思うのですが、さすがにウサギメイク第一段階を見た時に、「あー男に生まれて、良かったぁ!」と思ってしまいました。女性って大変ですね。そんな城之内が第一話の終盤で一段階成長した姿を披露するのですが、そのギャップに心が踊りました。キレイとか美しい、とかじゃなくて、人が夢をつかもうとして進む時に表れるキラキラがヤバイっていうか。

また、フェアリー・ゴッドマザー役、じゃなくて、買収先の研究室長・國木田修役の鈴木浩介さんも見た目100%ゲイで大注目です。彼が享受する帽子とストールの説明は、女性ファッションの知識ゼロの自分にも分かりやすくて興味深いものでした。先に失敗例を見ているので余計に分かりやすかったのかも。バイラル動画メディアと異なり、失敗例があることで興味をひくっていうのはあるのかも。

國木田は結構キーになる発言をしていて、城之内たちの「見た目が悪いから面接に落ちる」「私達には7つどころか100以上難がある」という考えを目のあたりにするたびに、「見た目が悪いから面接に落ちる、そう思っているから落ちるんです」「七難隠すとは、隠すのではなくて、視点をストールに移すことで悪い所が目立たなくなるということ」と、解釈の違いを提示していきます。「人は見た目が100パーセント」というのは、外見に内面があらわれること、行動に思想がにじみ出ることを指していて、自分たちを「女子モドキ」と考えていることが、結果として「女子モドキ」を生み出しているのだという指摘を暗にしているのだろうなって思います。

ドラマ終盤は、綺麗になった桐谷美玲さんの恋愛がクライマックスを迎えると思うのですが、どうでしょうね、そのまま幸せになるようなオチではなく、成長したことで視界がひらけ、次のステップに進むような展開になるのも面白いかも、なんて、今後について色々想像してしまいます。

第2話では、室井滋さん、成田凌さんの出番が増えるようですので、コチラも期待。あと、再び顔面から倒れた城之内さんは、オシャレなメガネを選んでほしいのですが、アラレメガネみたいなのを選んでしまって「おやおや」みたいになっている姿も観てみたいですね。

帝一の國

2017/04/11、国際フォーラムAで行われた、映画「帝一の國」完成披露試写会に行ってきました。いきなり出演者らによる和太鼓の演奏が有りましたよ!

菅田将暉&野村周平ら「帝一の國」キャストの太鼓演舞にファン4000人熱狂! : 映画ニュース – 映画.com

美少年たちが、ふんどし姿で、和太鼓!!

最近の試写会ってスゴイですね。

特撮俳優が好きなので、シリーズ終了後も役者さんを応援しており、出演する舞台や映画はよく観るのですが、今作品では、歴代のレジェンドライダー2人とレッド役3人が揃っており、かなり眼福ものでした。また、原作者の古屋兎丸さん作品「ライチ☆光クラブ」映画版から間宮祥太朗さんと野村周平さんがジョインなさっていて、「そんなことって実現するんですか?」というまさかのキャスティング。完璧です。

こうなると、順番から考えて、次は吉田鋼太郎さんが仮面ライダーになりそうですね。とても楽しみです。

この映画の見所の一つは、若い俳優たちがどの様に演技と対峙していくのかを覗けるところだと思います。各俳優ごとに、持ち味を活かしている部分と演じるキャラクターの性格が共存しており、新鮮な驚きに満ちあふれていました。俺みたいな俳優好きにはタマラナイ作りになっていたということです。

菅田さんは「海月姫」や「あけがらす」で主演をなさっているのを拝見し、個性的だけど親しみが持てる役者さんだと思っています。本作品でも活き活きと赤場帝一役を演じていて、「あー、この役演じるの楽しそうだなー」って感じました。生徒会長になることに命をかけていて融通が利かず、独断的な性格のキャラクターは、他の人がやったら、イヤミな部分が鼻についてしまうんじゃないかって思うのですが、菅田さんの魅力で、好感が持てるキャラクターになっていたんじゃないかな。

間宮さんと野村さんは「ライチ☆光クラブ」にも出演なさっておりますが、「帝一の國」では、ライチとは正反対のキャラクターを演じていらっしゃり、これもまた新鮮でした。間宮さんにいたっては、つい最近まで、「お前はまだグンマを知らない」というドラマでスクールカースト底辺の役を演じていたので、氷室ローランドという頂点キャラを演じている姿に、「この人、役の幅がすごい!!」とビックリ!

ストーリーもテンポ良く進んでいくので、本編にはとても満足です。しかし、エンディングで流れるダンス、ヒロイン1人で踊っているから、なんか浮いてる気がするんだよね。テレビでアナと雪の女王をやった時みたいに、出演者みんなでやってくれれば良かったのにーと、残念に感じました。可愛かったけど。

まあ、でもあれ、映画が公開された後に、ダンスレクチャービデオとかがYouTubeにアップされるんじゃないかなみんなで踊ると楽しいと思うし。

試写会では、来場者に対してもフォトセッションタイムが30秒ほど設けられました。カメラ持っていけばよかった!!よく「この写真はiPhoneで撮影しました」とかCM流れるけど、アレ絶対ウソ。「iPhoneを使ってプロが撮影しました」が本当だと、こういう時に思うんだよねw

でもさ、最近は、観客に対してもフォトセッションが設けられることが多くなっているように感じますね。ミュージカルでも、カーテンコールは写真OKのものが増えていますし。海外のライブでは写真とSNSへの投稿を許可している場合もあるようなので、日本でもますます増えていくのではないか、と。

また、ロビーや劇場内で自撮りをする女性が多いことにも気が付きました。これは、ミュージカルや演劇の会場ではあまり見られない光景じゃないかな。将来は彼女たちが劇場のメインゲストになると思うので、フォトブースの設置や、ポスターの配置などを用意する劇場作品が増えていくのかもしれないなーと思いました。

ラ・ラ・ランド

試写会で観たという友人が「ミュージカル映画シュール」と言っていたのを聞くやいなや、「ミュージカルに何を求めてるの?」という説教をする程度に悪いミュージカルオタクな俺が「絶対観たい」と日頃から強く念じていた「ラ・ラ・ランド」ですが、もちろん公開直後に観に行きましたよ。この映画はラストシーンがとても良かったのですが、そろそろ、その部分も含めた感想を書いても大丈夫ですよね?

クラシックな恋愛ミュージカル映画に現代的な配色を加えた本作ですが、その向こう側にはオールドファンを満足させながら、ニューカマーを歓迎するという野心が見え隠れしているようです。アカデミー賞を総なめにした理由もその辺にあるんじゃないかな。一部の有識者たちが「老人たちを満足させたから」みたいな事を言っているみたいですが、それよりも、ミュージカル映画の可能性を再発掘したことや、マーケットを広げたことが、映画界において大きな価値を示したというように感じます。その効果は日本でもあったようで、本作品は春休みの映画興行を牽引しているようです。

『ラ・ラ・ランド』37億円超え異例のヒット 春休み映画興行30億円超え4作 | ORICON NEWS

批評を見ていると、多くの方が「ストーリーが無い」というのですが、「オペラ座の怪人」や「キャバレー」ほどメッセージ性はないものの、「夢を叶える人と夢を見つける人の対比」や「成功と後悔」など、人生における様々なターニングポイントを脚本にのせていますし、ストーリーを追いかけながら音楽も楽しもうとすると、このくらいの情報量じゃないと途中で飽きていたと思います。「雨に唄えば」くらいの軽さのミュージカル映画が好きなので、とても丁度よいと感じました。

ミュージカルっていうのは半分くらいファンタジックな場面で構成されるのですが、映画館でスクリーンに乗っちゃうとか、天文台で空を飛んじゃうとか、そういうシーンの一つ一つがとても素敵にクリエイトされてて大満足です。

こういうのが好きかどうかがミュージカルオタクかどうかの分かれ目かもしれませんね。ミュージカル俳優の山崎育三郎さんがテレビで、「美女と野獣みたいに突然みんなが歌いだしたりしないかなって思う時がある」という話をしていたのですが、そういう「ありえない」「おこりえない」場面を実際に映像に起こすのを面白いと思うか、難しいと思うかがこのミュージカルが受け入れられるかどうかの分岐点だと思います。

ミュージカルシーンが鮮やかに描かれている一方で、エピソードが展開するシーンからは、どんどん色が失われていくので、ミュージカルシーンが印象に残るのかもしれませんね。特に秋から冬にかけては、ほとんどの色彩が失われていたのですが、それはラストシーンの驚きに結びつく演出だったのかもしれません。

そのラストシーンですが、とても濃厚なリプライズの時間になっていて、その演出がとても懐かしさを感じさせる一方で、大胆で現代的なアレンジになっているので、驚きと感動がスクリーンから押し寄せてくるかのようでした。ミュージカルのリプライズは、その歌が最初に歌われた時から状況が変化したときや、同じシーンを別な人から見たときに流れるのですが、このリプライズシーンは、その役割を演出に用いたのでしょう。

この物語は、主演カップルが、夢をかなえる人と夢を見つける人に分かれ、対比する形で展開するのですが、ラストシーンは、それぞれの役割を入れ替えたらどうなっていたかを表していて、最終的に「後悔と未練」が連続して訪れるんですよね。見ている間は涙が止まりません。「もう一曲聴いていく?」と質問されるも、「もう結構」と立ち去るのは、カーテンコールを見なければ夢はずっと続くという、とてもミュージカルらしい悲しく、残酷で、希望に満ち溢れた選択だと思うんですよ。

「ミス・サイゴン」では「映画は夢」と歌いますし、「アメリカンドリーム」は煙のように消えちゃいます。「Wiked」では「思っていたものとは違うけれど、これはこれで幸せ」と歌いますし、「コーラスライン」では「夢を見るチャンスをちょうだい」と訴えます。「ラ・ラ・ランド」は、「でも夢ってまた見つかるでしょ?」という希望的に捉えています。もしかしたら、このお話は、悲劇でも失恋でもなく、現代的なラブストーリーのハッピーエンドなのかもしれません。

 

 

キングコング:髑髏島の巨神

品川のIMAXで「キングコング:髑髏島の巨神」を観てきましたが、IMAXで観て本当に良かった。普通のスクリーンと音響で観たら満足度低かったかも…。IMAXサイコー!!

全体的に、男の子だったら楽しめるけど、女子ウケは無いだろうなって感じの作品でした。造形に対して、演出やストーリーのリアリティはそこまで感じられなかったので、特撮にリアルを求める人は絶対に楽しめないと思います。もちろんデート映画にも向きません。怪獣映画が好きな親子や、夏休みには必ずそういう映画を見て育った年代の方には外せない作品だと思います。ゲームの「モンスターハンター」や「メタルギアソリッド」が好きな人も面白いと思うかも。

登場人物の死に様もなかなかハード。食われる、潰される、刺される…と、直接的な感じ何だけど、なんだろう…。「シャークネード」や「最終絶叫計画」的なB級感が否めないのはどうして…?

前半は次から次へと怪獣たちが登場するパニック映画。キングコングをはじめ、トカゲにタコに蜘蛛にバッタにと、次から次へと登場します。怪獣が観たくてしょうがない、怪獣を出したくてしょうがないという気持ちがビンビンに伝わってくる!

しかし、いきなりキングコング対軍隊が始まるので、その後の怪獣シーンにあまり緊張感を感じないのは残念。そしてそのキングコング戦も、最初に大木が飛んでくるシーンは「来たぁ!!」とワクワクしたものの、その後は、バッタバッタとハエたたきで墜落していく軍のヘリを見て、「ヘリでそこまで接近するの?」とか「さっき叩き落されたの、あんたは見てなかったのか?」と感じずにはいられない…。そして、それを見て「部下の敵をとる」とか言っちゃう隊長に、思わず「お前のせいだろ」とツッコミを入れたくなる(まあ、それが後半に影響するんだけどね、もう少しどうにかできなかったのかな?)。

その後島のあちこちに不時着し、パーティが分断。それぞれに訪れる怪獣ラッシュ。そんなシーンの連続の中、一番ドキっとしたのは、怪獣ではなく、原住民とのファーストコンタクトのシーンでした。そこから映画の雰囲気はガラッと変わって、パニック感は控えめ、アドベンチャー要素が強くなり、ここでようやくキングコング戦に引きづられていた緊張感から気持ちを切替えられるように。

個人的にはこの後半のパートがスゴイ好き。冒頭のシーンやキングコングの由来などが語られるのも良いし、造形も楽しめた。バッファローを助けるシーンや夜にキングコングと対峙するシーンはとても美しくて。

また、この辺りからライバルモンスターのスカルクローラーが登場し、それまでの怪獣が醸していた緩さを一掃してくれるんだよね。キングコングの家族が眠ると思われる場所で、人間とスカルクローラーが戦うシーンは、前半のキングコング戦よりも緊張感があって面白かった!!

さて、エンディングの最後で、続編にあたる「キングコング対ゴジラ(みたいなタイトルになると思います)」がほのめかされているので、こちらも期待しています。しかし、あんな嵐の中から、キングコングがどの様にコジラの元を訪れるのか、その展開に関しては、このストーリーや演出から、一抹の不安は隠せません。2020年公開予定ということですが、どんな作品になるのでしょうね?

Splatoon 2 試射会〜どのコントローラーでプレイするべきか

2017/03/25 4:00から始まったSplatoon2試射会。頑張って早起きして射ち初めを楽しみましたが、今回も結構楽しい!!

WiiUからNintendo Switchに変わったことで、再びダサいイカに逆戻り。操作がかなり違う様に感じられ、慣れるまでに3試合くらいかかりました。チュートリアルをじっくりやりたかったかも。まあ、プレイして慣れろってことか。

Xボタンでマップを開いてしまう事故が多発する件

twitterも見てたけど、Xボタンがジャンプじゃなく、マップを開くボタンであることで、「激戦中にマップを開いてしまった」という書き込みが幾つかありましたね。

もちろん俺もやりましたw

ゼルダの伝説BotWをプレイしているせいか、Xボタンでジャンプしたくなってしまうので、製品版ではオプションで切り替えられると良いな。

でも、ジャイロを切っている場合、Bボタンでジャンプする方が楽な印象がありました。逆にジャイロを入れている場合はBボタンジャンプを使うのには慣れが必要かな…なんて。そう考えると、どのコントローラーを選択するかが、このゲームを楽しむ上で重要になりそう。

ProコントローラーとJoy-Con、どっちでプレイする?

前作と異なり、コントローラー操作が中心になっているため、どのコントローラーをチョイスするかが、ジャイロに影響するよね。個人的な使いやすさは以下の順番でした。

  1. Proコントローラー(WiiU版でも同様だった人にオススメ)
  2. Joy-Conをグリップに装着して持つ
  3. Joy-Conをフリーハンドで持つ
  4. Joy-Conにストラップを付けて持つ(手が大きい人向け)

全部試しましたが、マジで全然違う。

WiiU版で遊んでいた人にオススメ。ジャイロ感はタブレットに近いと感じました。

前作で「Proコントローラーにジャイロ入れたい」とか、ヌンチャクをゴムバンドで固定する人がいた記憶がありますが、確かにコントローラーでジャイロついていると遊びやすいですね、このゲーム。

設定はこんな感じでOK。ジャイロが早くても手元が安定しているので、そこまでフラフラしない感じだと思います。

Joy-Conをグリップに装着した時と比較すると、Rスティックの位置がABXYボタンの位置の斜め下にあるのはかなり違うと思います。これにより、Bボタンジャンプが使い易く感じられるんですよね。

一方で、Joy-Conでプレイする場合、やっぱりXボタンジャンプを復活させて欲しいと思います。RスティックとBボタンの位置関係が気になってしょうがない…><

Joy-Con利用時はジャイロの操作感度を下げました。手元のちょっとした動きでジャイロが敏感に反応するので、想像以上に画面がグルグル回り、酔いそうになりました。最終的にスピードを最低にまで落としたのですが、-3以下だとジャイロ振れが抑えられて、焦点を定めやすくなったように感じます。

Joy-Conをグリップに装着するべきかですが、ゲームに慣れていないなら装着したほうが良いと思います。コントローラーが固定されていることで、手元が安定し、落ち着いて操作できると思います。

「ジャイロが得意かどうか」を判断基準にするのも良さそうですね。グリップに付けないプレイは楽で良かったのですが、最初は気がついたら地面や空を眺めてしまう(そして死ぬ)w。

また、ストラップをつけるかどうかですが、俺はストラップを付けていないほうが持ちやすいと感じています。あれ付けると落ち着かない気がするんですよね…><

それでは、薪を炊いてお昼までぼーっとしましょうかね…w

昼の部では新しい武器「マニューバ」を試したいと思っています!